　問題１　　　　　　　　　　　　　　　　　

次は、警備業の推移について述べたものであるが、妥当でないものはどれか。

①　我が国に警備業が産業として誕生したのは、先進諸外国に比べ比較的遅く、昭和３７年頃のことである。

②　警備業は、誕生以来急速な発展を遂げたが、その反面では、警備員の非行その他の不法、不当事案が
　　目立つようになり、世論の批判を受けるようになっていた。

③　前述のような情勢に対応して、昭和４７年に警備業法が初めて制定された。

④　治安情勢の悪化に伴い、機械警備業務をはじめ、警備業は急速な発展を遂げ質・量ともに大きく変化し、
　　平成２２年末には警備業者数９，０１０業者、警備員数５３６，０６８人に達した。

⑤　検定合格警備員の配置義務や依頼者に対する書面交付義務等が盛り込まれた警備業法の一部改正は、
　　平成１７年１１月に成立（警備業法の一部を改正する法律）し、現在に至っている。

解答と解説

正解は⑤

①②③④は正しい。⑤の警備業法の一部改正は、平成１６年５月に成立したもので、平成１７年１１月は施行された年月であり、誤り。