問題112                 


次は、警察機関等への連絡について述べたものであるが、適切でないものはどれか。

@ 警備業務は、委託者の生命、身体、財産等を守ることを目的としたものであるから、事件や事故が発生すると予想される場合にあっては、その予想される事案対策を十分に検討し、責任を持って当該警備業務が実施可能と判断した場合は、警察機関等へ連絡する必要はない。

A 警察機関等への迅速かつ適正な連絡方法を確立しておくことは、警備業者として当然の責任である。

B 警備員は、警察機関等への連絡を適正に行うことができるようその手段、方法及び内容について、研究し、習熟しておく必要がある。

C 携帯電話を使用する場合は、不感場所や大規模災害時の一斉使用から、ときには機能を果たさない場合があるので、公衆電話等からの通報要領についても習熟しておく必要がある。

D 機械警備業務では、確認後通報が原則であるが、場合によっては確認前であっても通報することができる。




























解答と解説

正解は@

ABCDは、適切である。
@の契約は民事上の問題であるが、ひとたび事故が発生すれば、当事者間にとどまらないこともあり、独自の判断は適正ではなく、安全とはいえない。よって、事故の発生等が予想される場合には、警察機関等と緊密に連携を図る必要があるので、誤り。












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