問題68                 


次は、基本的人権についての記述であるが、誤りはどれか。

@ 基本的人権の保障は、権利の性質上、日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き、我が国に在留する外国人に対しても等しく及ぶ。

A 基本的人権は、国家以前の権利であり、公共の福祉に反しない限り、行政、立法その他いかなる権力を持ってしても制限されることはない。

B 内心における信仰の自由、宗教的行為の自由及び宗教的結社の自由は、絶対的に保障されており、公共の福祉による制約を受けることはない。この点において、表現の自由と性格を異にしている。

C 事実を報道する自由及び報道のための取材の自由は、公平な裁判、迅速かつ適正な捜査等(司法警察等)の観点から制約を受けることがある。

D 基本的人権の分類は、自由権、参政権、社会権及び受益権の4つに分類することができる。




























解答と解説

正解はB

@ACDは、正しい。
Bは、特定の宗教を信じ又は信じない自由、信ずる宗教を変更する自由、礼拝の方法の自由等があるが、それぞれの内心における自由であるが、一度外部に発信したならば公共の福祉の制約を受ける場合があるので、「絶対的に保障されており、・・・」は誤り。












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