問題71                 


次は、犯罪の成立に関しての記述であるが、正しいものはどれか。

@ 犯罪が成立するためには、構成要件該当性と有責性があれば足りる。

A 刑法上犯罪とされるためには、構成要件に該当する事実があれば足り、さらに違法性、有責性があることは必要ではない。

B 一定の行為が犯罪とされるには、その行為が構成要件に該当し、かつ、違法・有責なものでなければならない。

C 構成要件は、違法・有責な行為を類型化したものであるから、構成要件を充足する行為があれば犯罪は成立する。

D ある事実が犯罪となるためには、構成要件に該当する事実と違法性があれば足り、さらに有責性まで必要としない。


























解答と解説

正解はB

@ACDは、誤り。
@ACDは、犯罪の成立要件である構成要件該当性、違法性、有責性を備えていないので、誤り。












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