問題75                 


次は、正当防衛に関する記述であるが、誤りはどれか。

@ 責任能力のない心神喪失者から不正な侵害があった場合にも、正当防衛は認められる。

A 正当防衛は、第3者の権利を守る場合にも認められる。

B 必要な程度を超えた場合は、過剰防衛となり違法であるが、情状によって刑を減軽又は免除される。

C 万引き犯人が逃走したので追いかけていき、警戒棒で殴打して重傷を負わせた。この行為は、やむを得ずに行ったものであるから、当然、正当防衛となる。

D 交通誘導警備業務中、誘導方法が悪いと突然殴りかかってきたので、誘導灯で腕を払ったところ、相手が倒れてけがをした。これは正当防衛に当たる。




























解答と解説

正解はC

@ABDは、正しい。
Cの行為は、必要な程度を超えたものであり、過剰防衛となり、誤り。












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